こんにちは、おかんです!
前回、大学受験期に親ができるサポートについて紹介しましたが
今回はそのサポートのなかでも、おかんが一番尽力した「大学受験関連の情報収集」
についてまとめました。
この記事を読んで欲しい人
・受験生の親がすべき情報収集について詳しく知りたい人
・ライバルに差をつけるために親ができる情報収集について知りたい人
・子どもと一緒に大学受験を乗り越えたい人
・子どもと大学合格を分かち合いたい人
おにいは一般選抜での京都大学受験だったので、
ここでは一般選抜に向けての情報収集がメインです。
おにいが現役時には収集しなかった情報や浪人となり受験を二度経験したからこそ、
おかんが情報収集し得た知識についても言及しています。
現役合格を目指して、一般選抜での受験を考えている受験生の親御さんには
是非とも最後まで読んでいただきたいです。
大学受験において、親のサポートとして「なぜ情報収集が必要なのか?」を知りたい方は
先にこちらの記事をご覧になってください。
大学入試制度についての知識を得る
まず、現在の大学受験制度はおかんたち親世代が受験した頃とは
全く変わってしまっています。
なので、大学入試制度については改めて理解しておく必要があります。
国公立大入試について
- 一般選抜(共通テスト+2次試験/個別学力検査)が主流
- 前期・後期と2つの日程に分けられ それぞれ1校ずつ出願可能
(同大学・同学部の2回受験可能、別々の学校の受験も可能) - 一部公立大学で中期日程がある
- 国公立大学は合計最大3回まで受験が可能
- 第一志望は前期日程で受験するのが原則
私立大入試について
- 大学独自の多種多様な入試制度がある
(一般選抜・学校推薦型選抜・総合型選抜) - 一般選抜には大学個別の試験を課す「一般方式」と「共通テスト利用方式」がある
- 試験日や試験会場の複数設置で受験生が自由に選択可能
大学入学共通テストについて
- 約30年ほど続いたセンター試験が終わり 2021年度から実施された入試
- 毎年1月中旬の土・日曜の2日間に全国で一斉に実施される
(今年度は2022年1月15日と16日に実施) - 国公立大学の一般選抜受験者は 原則共通テストを受験しなければならない
- 最近では私立大学においても共通テスト利用方式が増加しているので、共通テスト対策は必須
大学共通テストについてはこちらを参考にしてください。
入試制度については大まかな基本的な知識を習得しておけばいいと思います。
なぜなら、入試制度や入試教科などについては子どもの方がより真剣に調べ、
対策に取り組んでいるからです。
大学の入試制度や入試科目の受験勉強のことは自分でちゃんと理解してるから大丈夫!
もし子どもにこう言われたとしても、知りたいことや疑問点は、
高校の担任の先生や塾の先生、その道のプロに遠慮なく尋ねたらいいのです。
親が受験勉強に関してアドバイスできることは少ないので、口を挟むのはやめましょう。
役割はしっかりと念頭に置いておく必要があります。
ただ単純に 「あなたと一緒に受験を乗り越えたいんだ!」
「私も一緒になって受験に関しての勉強をしているのよ!」と、
保護者の意気込みを見せる絶好のチャンスと捉えましょう。
大学入試制度について、さらに詳しく知りたい方は こちらを参考にしてください。
志望校の大学情報の収集
大学入試制度をある程度理解したら、次は子どもが志望する大学の情報収集です。
第一志望校が国公立ならば、前期・中期・後期で受験可能な大学を、
また併願校として私立大学の情報を収集します。
初期の段階では漠然とした第一志望の大学、または興味のある大学のHPで
情報を収集しましょう。
大学によってはアプリやメルマガ登録などがあったりするので
大いに活用しましょう!
入試関連情報
学校案内などテレメールやパソコン、携帯電話などで有料で資料請求することが可能です。
しかし、おかんは受験した全大学に対して一度も資料請求したことはありません。
なぜなら、必要な入試情報はほぼ学校の入試サイトから取得できるからです。
(大学によっては願書の取り寄せが必要な場合もあるので各自で確認してください)
「一般選抜入学者選抜要項」や「一般選抜入学試験要項」などを
大学の入試関連サイトから印刷し、手元に資料として持っていました。
ただし「選抜要項」を全て印刷すると膨大なページになるので、
志望学部など必要なところを一部抜粋して印刷することをおススメします!
出願方法も 最近では ほぼインターネット出願が主流です。
国公立大学の場合、出願期日は同じですが、
インターネット出願方法は各大学によって違うので、大学毎に情報収集しておきましょう。
私立大学の場合は、入試日や試験会場、出願方法など、大学によって本当に様々なので、
なおのこと、さらに詳しく情報収集する必要があります。
これからは、志望校の入試関連サイトをこまめに確認する習慣をつけましょう。
事前にアプリやメルマガ登録しておけば、漏れもなく、
いつでもチェックできるので便利ですよ。
受験時や入学後の金銭的なこと(入学金や授業料、奨学金制度について)
「入学後の金銭的なこと」
これが おにいが現役時には考えなかったこと。
つまり現役時と浪人時の情報収集の差ですね。
現役時は第一志望の京都大学のみの受験だったので、
受験料もありがたいことにそれほどの負担はありませんでした。
しかし、現役合格を果たせず、1年という期限付きの浪人生になった時、
国公立大学以外の私立大学への進学という選択肢も出てきたのです。
私立大学で東京、下宿ともなれば、今までの金銭感覚では絶対無理 無理!
最悪の場合も想定して、授業料や奨学金制度について情報を収集しました。
(奨学金制度の利用には各諸条件があるので、そちらも併せて確認してください)
奨学金制度
1. 日本学生支援機構の奨学金制度
2. 大学独自の奨学金制度
3. 民間育英団体による奨学金制度
4. 地方公共団体による奨学金制度
大学のHP上に「経済支援」や「奨学金制度」などのサイトがあるので調べましょう。
「2. 大学独自の奨学金制度」に関しては、私立大学に多く見受けられます。
この制度の利用に関しては、利用条件があったり、受験以前に申請が必要だったりする場合が
あるので、できるだけ早い段階で周知しておくのがベストです。
どの奨学金制度を利用する場合でも、入学前後すぐに申請期限が設定されていることが多いです。
合格後は、入学手続きや引っ越しなどで本当にバタバタと慌ただしいです。
そのような中でも、事前にしっかりと内容を把握しておけば、慌てることもなく安心です。
これがライバルとの差を生む情報収集の一つとなります。
ぜひとも、今の時期に奨学金制度についての情報を収集しておきましょう。
受験時の日程や宿泊等について調べる
京都大学の場合、大学HP上で、入試関連の情報ページに
「受験生サポート」というページがあります。
大学生活協同組合が運営しているもので、合格後も色々とサポートしてもらえます。
おかんはおにいが現役時から「メルマガ登録」し、2年間お世話になりました(笑
サポートというだけあって、するべき時期とタスクを教えてくれます。
第一志望大学の入試関連のアプリやメルマガへの登録は
積極的にしておくのがよいです。
中には、受験生用、保護者用とに分けられているものもあり、
子どもと情報を共有できるのも大きなメリットです。
おかんはこれを参考に、受験時の宿泊ホテルや合格後の下宿先を調べたりしました。
「受験時のホテル選びで親がおさえるべきポイント」についてまとめていますので、
こちらも参考にしてください。
でも、サポートが充実していなかったり
オープンキャンパスとか一度も行ったことのない大学の場合はどうしたの?
それはすべて自力で調べたよ。
おにいの場合、京都大学以外はオープンキャンパスすら行ったことなかったから大変だったよ。
おかんは、おにいの第一志望校、併願校、実力相応校での受験において、
それぞれの場合にあったプランを調べ、準備しました。
Yahoo!トラベル
また、成績が思うように伸びず、志望校の変更を余儀なくされた最悪の場合なども考え、
ありとあらゆる場合を想定して、プランを練り調べるのです。
楽天トラベル
受験宿泊パックや宿泊ホテルの予約について詳しく知りたい方は
こちらをご覧ください。
ここで絶対に忘れてはいけないことがひとつ。
「親は子どもの一番の応援者である」
子どもの失敗することを想定するなんて・・・(-_-;)
と切なくなりますが、これは親だからこそできることなのです。
頑張っている子どものモチベーションを下げないように、密かに下調べをするのです。
このような情報収集の場合、頭では理解しているものの、
心がついていかないことがあることも確かにありました。
そんな気分が沈みがちな時は気分転換が必要です。
合格した後のことを想像し、子どもとのコミュニケーションを図りましょう。
例えば、合格後に下宿が必要ならば、子どもの意見を聞き、話し合い、
下宿先の下調べをするのが効果的です。
子どもも受験勉強の合間に良い気分転換になります。
また、合格後の自分を想像することにより、実現させるべく、
さらに受験勉強に意欲的になります。
親も子も お互いに相乗効果が得られる情報収集を心掛けたいですね (^^)v
ライバルとの差って?
何もここまでしなくてもいいんじゃないの?
自分のことなんだから、子ども自身が調べたらいいでしょ!
ちょっと過保護過ぎるんじゃない?
いいえ、そんなことはありません!
子どもは受験勉強に専念していればいいのです!
おにいが現役時、おかんも心のどこかで「自分のことなのに・・・」と思っていました(^^;
でも、現役合格できなかったことで気付いたのです。
情報収集は親でもできます。
一方、受験勉強は子どもがするしかありません。
誰でもできる情報収集に時間を使うのなら、一つでも多く志望校の赤本の問題を解く時間に
充てて欲しい。
というか、充てるべきです。
子どもに代わり 親ができる情報収集を率先してすることが、
間接的にですが、ライバルと差をつけることに繋がるのです。
現役時と浪人時の情報収集の比較
《現役時と浪人時での情報収集についての比較≫
情報の内容 | 現役時 | 浪人時 |
国公立大学入試 | 京都大学のみ | 前期・中期・後期入試の3校分 |
私立大学入試 | ほぼ調べず | 一般方式・共通テスト利用での受験 |
共通テスト(現役時はセンター試験) | 余り調べず、本人任せ | 私立で共通テスト利用のため |
奨学金制度 | 日本学生支援機構のみ | 左記+大学独自・民間団体など |
受験時費用(受験料・授業料) | 京都大学のみ | 受験校すべて |
宿泊ホテル・交通手段 | 京都大学のみ | 受験校すべて |
下宿先 | 下調べのみ(大学生協) | 大学生協+一般賃貸業者から取得 |
おにいは一浪を経て、一般入試で京都大学を受験しました。
現役時は 前期の京都大学のみの受験だったので、
おかんの情報収集も京都大学に関することのみでした。
現役合格を果たせなかったおにいと「来年必ずリベンジだ!」を合言葉に、
おかんもさらに情報の域を広げ、知識の収集に励みました。
その中でも 特におかんが推奨するのは「奨学金制度について」の情報収集です。
子どもの大学進学にあたり、親が一番現実問題として懸念するのが金銭的なことでしょう。
金銭的なことで大学進学を断念させるわけには絶対にいきません。
早いうちに情報収集し、できるだけ金銭的懸念を払拭しましょう。
情報を制して、心から子どもをサポートしてあげましょう❤
さいごに
おにいが現役合格を果たせなかったのは 本当に残念でした。
しかしながら、現役時よりもさらに詳しく、より有益な情報を収集できたおかげで、
今春 おにいと一緒に 京都大学合格という喜びを分かち合えました。
おかんは自信を持って おにいをサポートできたと思っています。
情報収集において一番大事なこと。
それは、楽しみながらする!
子どもが合格して大学生になった時のことを想像したり、
時には子どもも交えて一緒に。
自分がインプットした情報を上手に使って、子どものモチベに繋げられるなら、
こんなに嬉しいことは無いですよね(´▽`*)
この2年の間でおかんが情報収集し得た知識が、
受験生を抱える保護者のどなたかの役に立てれば嬉しいです。
これからいよいよ受験シーズンに突入します。
体調に十分留意して、親子で合格の喜びを分かち合えるように頑張ってください!
ブログ村のランキングに参加しています。
よろしければ応援お願いします\(^o^)/
にほんブログ村
コメント
[…] 大学受験親必見!情報収集でライバルに差をつける/現役時と浪人時の比較 […]